[an error occurred while processing this directive]
46.四ツ橋旧跡
四つ橋旧跡を記念した緑地空間
 水の都の水路の交差点四つ橋を四つ渡って

 「四つ橋」とは江戸時代初頭に開削された西横堀と長堀とが十字流 するところに架けられた四つの橋の総称である。北側に上繋橋、南側に下繋橋、東側に炭屋橋、西側に吉野屋僑が架かっていた。当時、遠国からの旅人には真に珍しい景 観であり、常に大坂名所の筆頭に 上げられるほどに注目された場所であった。
 狭い街路の市中から視野の広がる四つ橋に差しかかると句の一つ も思い浮かぶほどの光景に出逢え、 涼しさも冬の月もしっかりと受け とめることができた。それだけに 諸国からの見物の衆は、この地でみやげ物を求めた。名物のキセル店が軒を並べたのにはそのような 需要によるものであった。
 
旧電気科学館屋上から見た四つ橋
明治四十一年、その四つ橋の一 つの上繋橋の上を市街電車がはしり、長堀川の下流部すぐの位置に西長堀橋が架かってそこにも市電が通った。四つ橋の北西に市電の 交差点ができてダイヤモンド・クロスと呼ばれ、新名所となった。
 そして、昭和三年十ー月六日、 昭和天皇即位奉祝をかねて、四つ 橋は美しい近代橋梁となりより一層市民に親しまれた。
45.戦没慰霊碑 ← 46 → 47.信濃橋の画家たち



[an error occurred while processing this directive]