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32.竹林寺
復興された夕雲山山門
 難波津の梅の香伝える名刹悲運の人に暖かき手向花

 竹林寺は幕府の役人・香西晢雲がこの土地の名家の池山新兵衛とともに寛永元年(1624)に九条島・四貫島を開発した際に建設した両人の菩提寺で教挙上人の開基と伝えられる。
朝鮮通信使随員
金漢重の墓碑
 
 大坂三郷の最西端に位置し、境内に植えられた「難波津・香(にほひ)の梅」は古梅樹として人々によく知られていた名木であったが、大正期から昭和初頭の間に枯死したものと考えられる。
 幕末のころ、大クモの精霊が宿り、人々に危害を加えるという噂の樹齢三百年の大楠があったが、寺の和尚の法力で鎮めたという伝説が残っている。(大阪府山林会刊行「老樹の名木誌」による)
竹林寺・墓碑群

 明和元年の朝鮮通信使の一行に随って来坂し、病を得てこの地に没した金漢重の墓には今なお向花が供えられている。また、大逆事件で政治犯として処刑された幸徳秋水の墓があったが、現在は故郷の高知県中村に引き取られている。
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