わがまち百科
淀川区の名所・旧跡スポットをご案内します


富光寺
JR加島駅より北へ650m
 富光寺本尊の阿弥陀如来は、大きさが一丈六尺(約5m)の立像で、淀川区最古最大の仏様と伝えられております。インドから来て真言宗を広めたといわれる法道仙が「加島の地で五色に光る霊光に気づき仏像を彫り寺を立てた」という話を聞いた孝徳天皇がこの寺を富光寺と名付けたそうです。
 
 
香具波志神社
JR加島駅より北へ600m
 加島に神島の字を当てるのは、香具波志神社があるからです。かぐはしの「かぐ」は「輝く」の意味で古代では匂いあふれる最高の美をいいます。江戸時代には加島稲荷と呼ばれて随分遠方から参拝者があったそうです。境内にある加島銭座の守護神「銭座稲荷」、「正儀駒つなぎ樟(まさのりこまつなぎくす)」、表門も長慶朱鳥居跡(三好長慶が奉納した鳥居の沓石(くついし)などをご覧ください。
※大阪史蹟辞典より


神津神社
阪急電車十三駅東口より東へ200m
 享和の初め(1801年頃)、時の将軍家の慶事に際し、献上した海亀の食籠(じきろう・食物を盛る器)が亀甲すなわち吉に向かうに通じ、もてはやされました。大阪唯一の窯であったじゅうそうの吉向窯は、明治18年(1885年)の淀川大洪水後中津川改修のため移転しました。神津神社境内にある吉向窯は十三小学校校庭に再現したものを移築したものです。

 
十三大橋
阪急電車十三駅西口より西へ400m
 「十三番目の渡し」のあった附近に今の十三大橋があります。この地に初めて橋が架けられたのは明治11年で有料の木橋でした。明治43年5月には新しい大橋が架けられ、その後府道大阪池田線の整備とともに昭和7年1月に今の十三大橋が完成しました。