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41.旧電気科学館
呼び物のドイツ製プラネタリウム
憧れのプラネタリウム音と光の文化の電気館

 旧電気科学館の建設は、電灯市営十周年記念事業の一大事業として昭和八年に計画された。それは昭和期の大阪を象徴する「音と光の文化」の発信基地を意味するものであり、昭和九年五月二十七日に起工された鉄骨鉄筋八階建の主体部は、さらに塔屋七階を有し四つ橋のサイレンと市民に親しまれた報知施設と半球形の世界図をタイル貼りしたプラネタリウム・ドームを付属させていた。
大空襲に耐えた旧電気科学館

 建設に二年九か月を要したが、当時世界に二十四台しか存在しなかったプラネタリウムという精巧無比の天体運行の投影装置を導入して、天文知識の普及向上に寄与したことは関係者の快挙英断であり、平成元年の閉館まで実に半世紀以上も若年層の科学する心を養う結果をもたらした。今は役目を果たし、長く中之島の科学館に展示される事となった。
 一方で、電気館は光電管や電波を使った不思議な実験装置を施して、電気知識の普及につとめ、終戦後は原子館も開設して原子力の平和利用にも貢献した。
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